教員生活始まって以来の出来事か!?

筆記試験の際に、「腹腔内の臓器と腹腔動脈からの枝の分布状態を図示せよ」という主旨の問題があった。
胃を書いて、肝臓を書いて、脾臓を書いて…。
で、次に動脈を書いていこうと思った。
でもなんだか上手くかけない。
自分が上手くかけないと思っているということは、採点をする側にしてみれば見づらい答案になるわけで、これはお互いによくない。
そこで、「机の上には筆記用具のみ出してよい」ということだったので、蛍光ペンを手に取り、赤で動脈をガンガン書き進めていった。
とても見栄えのよい答案が出来た。
2色刷りなのだから見やすくて当たり前だ。
いつの間にか左に先生(女の先生)が立っていた。俺の答案をずっと見て「あらあら、これはダメよ。机の上には鉛筆だけっていったでしょ。」と言われ蛍光ペン使用にストップがかけられた。
で、黒板には「マジック使用禁止」と書かれた(笑)

筆記試験が終わってからは先に実習試験を受けていたグループが入れ替わりで教室の中に入った。
で、後で彼らに聞いたところ、先生は彼らに対して「答案は鉛筆で書いてくださいね。さっきの時間、一人、こちらの予想外のことをしてくれた人がいました」と言っていたそうな。

そもそも試験は鉛筆のみって誰が決めたんだろう?