発生学とか

解剖をしながら、あまりにも心臓の構造が複雑なので、発生学の教科書を読み直している。以前はラングマンを使っていたんだが、図があんまり載っていなかったこともあり、大枚をはたいて今ではムーアを読んでいる。(っていうかラングマンを読むたびにいつも挫折してしまうんで、もう逃げですな。ラングマンから逃げるためにムーアですわ。そんな感じで1万円札が飛んでいったという気がしないでもない。もったいない気持ちが溢れているので、今の俺ならきっと読み終えられるだろう、多分。)
超基礎の部分から読み始めたのでなかなか進みが遅いのだが、まぁとりあえずどうして心臓には左右対称に血管がないのかはわかった。(恥ずかしながら、開胸したときに「おぉ〜、心臓って静脈は右側しかないじゃん!!」って思ってしまった俺・・・。)
まぁ他にも心膜横洞(←あってるかな?指を入れるときちんと開通しているんだな。)が背側心間膜の退行によって出来たとかも今回ムーアを読み始めて初めて知った。
ちょうど1月から2月頃、数人の先輩から「発生はやっても意味ないよ」なぁんて言われたんだが、どういう風に意味がないのだと、今になって考えると尋ねてみたいもんだ。