やっぱりダメだった

試験のほうはやっぱりダメだった。
125点満点のうち60点を取れば合格なのだが、じぶんなりの手ごたえではかろうじて60点という感じ。そしてこういうときは必ずダメ(実際には50点そこそこ)というのが常である。。。
今日は友達と朝の6時半から一緒に勉強していたのだが、彼曰く俺は「バカ」だそうだ。その言葉の意味するところは「自分で考えようとする努力をしていない」「空間認知が極めて弱い」「目的意識が低い」の3点だそうだ。

  1. 考えようとする努力―これについては大学受験時に既に気がついていた。「あぁコレは覚えるのイヤだなぁ」なんて思う場合にはいつも避けて通ってきた。なんだかんだでそれで何とかなってきたので。昔から思考を放棄してきた。そして気がついたら思考を放棄している人間になっていた。浪人時代によく思っていたのは「考えるという行為はどういう行為なのだろう」ということだったりするわけで。
  2. 空間認知が極めて弱い―これも大学受験時にはっきりと気がついていた。数学の立体図形の問題なんて解けた記憶がなかったし、解説を読んでも↑のような理由から常にパスしてきた。エロ本から実物を想像するのは嫌いではないのだが…(2次元の女の子を頭の中で3次元に組み替えて音声までつけてみる作業は男の性だ。。。)。ま、この例えは冗談だけども、教科書の図を見るのもすごい苦手で、図が表記されていても、細部の図と全体の図の対応がなかなか出来ない。というか誰かに頼って今日まで乗り切ってきた。だからダメなのだろうけど。
  3. 目的意識が低い―俺の勉強態度は「テストを乗り切るための勉強にしか見えない」そうだ。そして「今やっていることはいつか必ずどこかで役に立つのだから、しっかりやらなきゃダメだ。○○を見てみろ。アイツは知的好奇心も溢れているから細かいことも覚えているぞ。」と言われた。なんだかまるで俺が本当に「ダメ」に思えてくる言葉で思わず涙も出かかったが、たしかに彼の言う通りで俺は理想は高いが現実は見えていないんだよね。自分じゃ頑張ってるつもりでも何にもわかってないまま試験を迎え、最低限過去問を解けるようにしておかないと…なんていう姿勢は目的意識が低い以外の何者でもないのかもしれない。

頑張ってココまでやってきたつもりだったけど、何も残っちゃいない。
残りの4年間もずっと俺はこのまま変われないのかなぁ・・・。
おしゃべりが大好きで、友達を笑わせるのは好きだけども、勉強のことになるとゼロな男が今ここに一人いる。